心身を落ち着かせエネルギーを浄化する瞑想法
この瞑想は何のために行うのか?
この瞑想を定期的かつ正しく行うことで、日常でどんなことが起きようとも、より穏やかな心を保つことができるようになります。心穏やかでいることは、この瞑想がもたらす数ある恩恵のほんの一つに過ぎません。その他にも、集中力を高め、エネルギーの流れを改善し、ご自身の心をより上手にコントロールする助けとなります。
瞑想中は特に呼吸と心に意識を向けるため、時間をかけて注意を一点にとどめる訓練ができます。そのため、この瞑想は特に集中力と心の平穏を高めるためのプラクティスとして実践していただけます。
瞑想に適した環境づくり
瞑想を行う専用のスペースと姿勢を決め、できるだけ毎回そこで行うように心がけましょう。例えば、木の下で裸足になって座ったり、ご自宅の邪魔が入らない場所で座る、または横になって行うことができます。
ここで大切なのは、ご自身がリラックスでき、瞑想中に気が散らない場所を選ぶことです。集中力をベースにした瞑想であるため、スマートフォン、テレビ、大きな音、絶えず動きのあるものなど、気が散る要素がない環境を選ぶのが理想的です。
また、瞑想を行う場所は、明るすぎたり暗すぎたり、極端に寒かったり暑かったりする場所は避けましょう。心からリラックスでき、可能な限り調和のとれた環境を選ぶことで、瞑想中の集中力を維持しやすくなります。
瞑想を始める際、すぐに集中しようとするのではなく、まずは自分をリラックスさせ、落ち着かせる必要があります。頭の中が多くの思考で満たされた状態で、いきなり集中しようとしても難しいからです。
そのため、最初の数分間は呼吸の出入りを数えることだけに集中してみましょう。呼吸とその回数に意識を向けることで、周囲の出来事から注意をそらし、瞑想への準備を整えることができます。
瞑想のやり方
1.
心身を完全にリラックスさせ、落ち着かせます。この準備を飛ばして次に進まないようにしましょう。数分間、呼吸の回数を数えることで、心身をリラックスさせることができます。
ここでの目的は、瞑想を始める前に心と体を可能な限りリラックスした状態にすることです。初めのうちは、思考があちこちに飛んでしまったり、呼吸に完全に集中できなかったりするのはごく自然なことです。そのため、自分を無理に追い込むのではなく、優しく呼吸を追いかけ続けましょう。
2.
呼吸の出入りに意識を向けます。そのために呼吸の数え方を活用しましょう。例えば、呼吸をしたときにそれが短い呼吸なのか、それとも長い呼吸なのかに気づき、呼吸そのものに意識を注ぎます。
呼吸を変えようとする前に、まずは「今、どのように呼吸をしているのか」に気づくことが大切です。呼吸が短いのか長いのか、規則的なのか不規則なのかを観察してみましょう。ここで大切なのは、呼吸そのものに注意を向けることです。
10まで数えたらまた最初に戻るという方法を繰り返すことで、呼吸への集中力を高め、感覚を養うことができます。例えば、息を吸って吐いてを1回数え、10に達したら再び1から数え直します。
3.
呼吸への集中が深まるにつれて、瞑想の次の段階へと進むことができるようになります。最初の段階で呼吸に集中することは、心を一点にとどめる訓練をする上で非常に重要です。
呼吸にしっかりと意識が向いているとき、雑念が消えて心が空っぽになるため、瞑想をさらに発展させていくことができます。
瞑想を自分流にアレンジする
呼吸に十分集中できていると感じたら、瞑想をさまざまな形に応用し始めてみましょう。ここでの目的は、呼吸とともに心や体、そして周囲の微細な波動に対する気づきをより深めていくことです。
呼吸を「自分自身」として捉える
例えば、自分と呼吸を一体のものと考え、吸い込む息を「自分自身」として捉えながら続けていくと、内側の緊張やモヤモヤを手放すのに役立ちます。
このように呼吸をしながら、単なる生理現象としてではなく、ご自身と深く結びついたものとして呼吸を感じてみましょう。注意がそれても何度も呼吸に意識を戻し、この感覚に深く浸っていきます。
呼吸とエネルギーに意識を向ける
息を吸い込むときにエネルギーへと意識を向け、その呼吸とともにエネルギーを全身に行き渡らせることで、無限の力と自由を感じられるでしょう。
この段階では、息を吸うと同時に、エネルギーが体全体に広がっていく様子をイメージします。呼吸の動きとともにこのイメージに意識を集中させ、瞑想を深めていきます。
息を止めて心に意識を向ける
息を吸って、その息をしばらく止め、ご自身の心に意識を向けてみてください。多くのものが変化していることに気づくはずです。
このとき、心の中に浮かび上がる思考や内側の変化に注意を向けます。息を止めているときに無理をせず、苦しさを感じたら通常通りの呼吸に戻すことが大切です。
「オーム(Aum)」のマントラを使用する
マントラを使いたい場合は、「オーム(Aum)」のマントラを唱えることができます。これを行うことで、あなたの心はマントラが発する音の周波数と調和していきます。
オームのマントラを使う際は、その音の響きと、それが生み出す微細な振動に意識を集中させます。呼吸の代わりに、あるいは呼吸と合わせながら、マントラの響きに意識を向けて瞑想を続けていきましょう。
自分自身と内なる本質に焦点を当てる
ご自身に意識を向け、内なる本質をそっと覗いてみましょう。
この段階では、外側の世界から注意を外し、内側へと向かわせます。心を行き交う思考や感情、そしてあなた自身の本質をただ静かに観察してみましょう。
呼吸の体内の動きに気づく
呼吸の仕方に意識を向け、すべての息がどのように広がり、体内でどのように動き、周囲のエネルギーとどう共鳴しているかに気づいていきましょう。
呼吸を繰り返すとき、息の出入りだけでなく、それが体内で生み出している感覚にも意識を広げてみてください。呼吸が体をどのように巡り、周囲のバイブレーションとどう溶け合っているかを感じ取ることで、意識をより広い空間へと導くことができます。
集中と実践のプロセス
アレンジの段階へ移行するときは、集中力が途切れず、長く持続している必要があります。そのため、瞑想を始めてすぐにいきなり応用部分に入ろうとしない方がスムーズに進みます。
まずは心身を完全にリラックスさせ、落ち着かせましょう。次に呼吸の出入りに意識を向け、数を数えながら集中力を養います。呼吸への集中がしっかりと安定してから、お好みの方法で瞑想をアレンジしていきましょう。
初心者のうちは、長い間集中を維持できなくても全く問題ありません。大切なのは定期的に瞑想を実践することであり、気が散ったときはその都度、優しく呼吸や選んだ焦点へと意識を戻すことです。
瞑想における重要な注意点
この瞑想を行う上で最も大切なポイントの一つは、自分を無理に追い込まないことです。特に呼吸を扱う際は、リラックス状態を保ち、体が発するサインに耳を傾ける必要があります。
瞑想を始めたばかりの頃は、最初のうちは何度も気が散ってしまうことがよくあります。そんなときでも、瞑想を投げ出してしまうのではなく、優しく呼吸へと意識を戻して続けてみてください。時間を経るごとに、呼吸や瞑想への集中力が確実に育っていることに気づくはずです。
瞑想を習慣化することの重要性
この瞑想において、継続的な実践は非常に大切です。瞑想を行う場所や姿勢を決め、できるだけ同じ環境で実践することで、瞑想をライフスタイルの自然な習慣にする手助けとなります。
最初に心身をリラックスさせて呼吸に集中し、その後でさまざまな応用へと意識を向けていくプロセスを踏むことで、より調和の取れた安定した瞑想を続けられるようになるでしょう。